長期投資研究ブログ~50年後の未来~

米国、日本株の注目企業分析、新テクノロジー分野の市場分析

2018年設立、漫画ビレッジから生まれ変わった漫画情報サイト ”アル”

無料でマンガが読めるというマンガが大好きな読者からしたらまさに天国のようなサイト、漫画村。2017年ごろから急速に口コミなどで広まり、月間の利用者数が1億人に迫ろうとしていた矢先、2018年4月に閉鎖された。このニュースは大々的に日本中で報道され、違法マンガサイトの存在にスポットライトがあてられた。違法マンガサイトは読者には天国であるが、出版社や著者にとっては、マンガが売れずに利益が伸びない、まさに悪魔のようなサイトである。そんな海賊版サイトに対抗して、設立されたのがマンガビレッジ。このサイトは昨年にリニューアルされ、”アル”というマンガの情報交換サイトに生まれ変わった。そんなアルが世界の違法マンガサイトに対抗できるかを吟味してみた。

 

目次

 

紙と電子コミックの市場規模

 

国内の合法漫画サイト

 

国内の違法漫画サイト

 

海外の合法漫画サイト

 

海外の違法漫画サイト

 

合法の漫画サイトを利用するインセンティブ

 

アルができること

 

紙と電子書籍の市場規模

そもそも現在、どのくらい電子書籍は普及しているのだろうか?

全国出版協会によれば、実は、紙の書籍は市場ではまだかなり高いシェアを誇っている。2017年には1兆5916億円という書籍全体の市場規模の約86%を紙の書籍が占めており、電子はわずか14%程度である。しかし、電子書籍の推移をみると、2011年から比較して、約4倍程度に拡大している。また直近の2015年からの推移をみても、2016年には26%、2017年には16%と毎年2桁の伸び率で市場が成長している。電子書籍が成長する要因としては、デジタル世代とよばれる若い人たちがスマホやパッドなどのデバイスの普及により、いつでもどこでも読めるということを好む傾向にある。出版市場全体の規模はこの数年では縮小傾向であるが、電子書籍市場は勢い良くシェアを伸ばしており、今後間違いなくシェア率をさらに高めてくると思われる。

また、電子書籍の中でもやはり圧倒的に多いのがコミックである。2017年時点では、電子書籍のうち約82%が電子コミックであり、人気の高さがうかがえる。さらに2011年時点と比較して、約3倍以上になっており、年々成長率が衰えないことから今後も成長市場であるといえる。

 

国内の合法漫画サイト
国内の漫画アプリ、ウェブサイト内で圧倒的に人気を誇っているのがライン漫画である。26.9%で堂々たる1位のシェアであるが、引き続き、少年ジャンプ+、Comico、ビッコマ、マンガワンと順になっている。では、それぞれのサービスにフォーカスしてみよう。

LINEマンガ
無料の漫画も多数提供。LINEコインを買って、有料漫画を購入できる。

LINEのSNSと連動しており、LINEアプリの中でコメントを読んだり、読んだ感想をシェアしたり、ラインで友達に漫画を紹介したりを簡単にできる。

また、細かなカテゴリーごとに漫画が検索しやすく、読みたい漫画を気分に合わせてすぐ検索できる。LINE漫画の最大の特徴は、漫画を購入すると、LINE漫画限定のステッカーがタダでもらえるというお得なキャンペーンが多数ある。また、1巻無料キャンペーン、ユーザーの性別に合わせたコンテンツのカテゴリー分け、など多くの若者を惹きつける魅力的な広報活動を行なっている。


アプリダウンロード数:2000万以上

月間ユーザー数:279万人(2017年)

無料マンガ作品数:約1000以上

総作品数(単行本、有料書籍含む):15万以上

出版社提携:250万社以上

資金調達実績:86億円(2018年6月)


ビジネスモデル

  1. コイン購入料
  2. LINEマンガアプリ内の広告料
  3. 有料会員のサブスクリプション料金
  4. オリジナルコンテンツの単行本化、アニメ化、映画化、ゲーム化
  5. 電子書籍ストアでの販売収益

漫画図書館Z

 

絶版になった漫画、単行本化できなかった漫画、まだ売れていない漫画家の作品などを無料で読めるサイトを提供している。このサイトにより、読者は今は店頭に売られていない過去の大ヒット作品や懐かしい漫画などをいつでも読むことが可能になり、また作家は自分の過去の作品が再度読まれ、コメントをもらうことができ、そして広告料を受け取ることができる。その上、過去の面白い作品を知ってもらうことで現在認知度の低い同じ作家の新しい作品も読まれやすく、店頭の漫画への需要刺激にも繋がる。

また、サイト運営側は、広告収入ビジネスだけでなく、漫画のPDF版、デジタル化を推進し、有料でキンドルなどで販売している。また、OCRという51カ国自動翻訳機能を導入しており、世界中の人が読めるという新しい試みもしている。また、年代別にカテゴリー分けがされてあったり、ライトノベル、女性漫画、成人向けのコンテンツも楽しめる。

注目の取り組みとして、違法漫画村に対抗して、出版社や作者にしっかりと閲覧料が支払われるような仕組みの実証実験を行なっている。

 

無料作品数:1200以上

総合閲覧数合計:276,238,520

月間読者数:100万人以上

 

ビジネスモデル

  1. サイトの広告収入(作家の取り分が100%なので、運営側には収益なし)
  2. PDFやデジタル版の有料販売
  3. プレミアム会員料

Comico

 

Comico独自のオリジナル漫画が毎日アップデートされていて、すべての作品が白黒ではなく、カラーで読みやすくなっている。また、スマホやタブレットでも見やすく縦読みができたり、読者も作品を投稿できたりして、クリエイティブになる場も与えられいる。さらに、レンタル券というチケット制というのを導入しており、1日ごとに無料で作品の1話が読める。そのチケットをキャンペーンとして無料でもらえたり、チケットをまるごと使い、おすすめの作品を読むことが可能である。海外版アプリもあり、台湾、韓国、タイとアジア圏の漫画需要の多い国をはじめとして、世界中でダウンロードされている。また、電子版の漫画を有料で購入できるが、その価格がほかのkindleや楽天などの電子書籍と比べて比較的安く提供されている。サイドビジネスとして、ComicoSHOPというオンラインでのグッズ販売も行っていて、好きな漫画のキャラクターやロゴのTシャツやバッジ、小物などComicoでしか買えない限定品も多数販売している。面白い取り組みとして、WEB版とアプリで成人向けなどのコンテンツで差異化したりと、WEBでも読者に楽しんでいただけるように取り組んでいる。

やはり、注目の取り組みとしては、独自オリジナル漫画の配信、読者が作品を制作して投稿できる革新的なプラットフォームがあるというのが最大の魅力である。

 

無料作品数:12000以上

世界累計ダウンロード数:2800万以上

国内ダウンロード数:1400万以上

利用者数:260万人以上

 

ビジネスモデル

  1. アプリ内、ウェブ内での広告収益
  2. グッズ販売による収益
  3. チケットの購入料金
  4. 電子書籍の有料販売
  5. 成人向け版アプリのダウンロード料金、有料作品の収益
  6. オリジナルコンテンツの単行本化、アニメ化、映画化、ゲーム化

マンガワン

 

小学館が配信してるということで有名である。日本で非常に人気な漫画アプリであり、Comicoなどとビジネスモデルなどが似ている。ライフと呼ばれる無料で読める券がアプリ内で存在し、一日約8話分は無料で読めることになっている。その後は、チケットを購入して課金して読むことも可能である。特徴的なものとしてSPライフというのがあり、他社のサービスに会員登録するなどミッションを完了することで、もらえるチケットもある。マンガワンの取り組みとしては読者投票により、ランキングを事細かにつけて、人気のある作品はランキングに応じて、作者に対する報酬も上がり、また読者にとってもアニメ化できる可能性が上がることから、双方に利益があるような取り組みを行っている。

作品としては、有名な連載作品から、独自の漫画を期間限定で配信したりとかなり多彩なコンテンツになっており、アプリもしくはウエブ限定作品なども掲載している。また曜日ごとに違う作品の連載を行っているので、テレビを見ている感覚で毎日違った作品を楽しめる。ウエブ版では特に裏サンデーが有名で少年サンデーでの掲載終了の有名作品などを毎日配信している。通信販売マンガワンSHOPでは、掲載作品のグッズ販売も行っている。

 

無料作品数:100以上

総合ダウンロード数:1400万以上

月間ユーザー数:250万人以上

利用者数:247万人以上



ビジネスモデル

  1. アプリ内の課金(チケット購入料金)
  2. グッズ販売収益
  3. 広告収益
  4. SPライフなどの他社サービスへの登録時発生の契約料
  5. オリジナルコンテンツの単行本化、アニメ化、映画化、ゲーム化

 

少年ジャンプ+

ジャンプ連載の有名作品、または番外編などを初めの3話を無料で読めるという画期的なまんがアプリで、名前は聞いたことあるけど実際に読んだことがないという読者には門戸が開かれており、新しいマンガに出会える可能性がある。また、キャンペーンも豊富で、キン肉マンやべしゃり暮らしなどの人気漫画が期間限定で、ある一定の話数を無料で公開するなど大胆に行っている。また、少年ジャンプの発売日にアプリ内で電子版を購入可能で、定期購読などを利用すれば店頭で買うよりも60円ほど安くなっている。新作の漫画はもちろん、少年ジャンプオリジナルのコンテンツも読むことができる。また、電子書籍ストアであるジャンプBOOKストアでは、有料で新刊を電子版購入できる。その際、試し読みも可能であり、じっくり新しいマンガを探せるようになっている。また、購入した作品はウエブ、アプリと連動して本棚に管理され、整理しやすくなっている。有料コインは購入も可能だが、クレジットカードなど他社サービスへの申し込み、広告動画の視聴、じゃんけんキャンペーンでのじゃんけんで勝ったりすることで無料でもらうことも可能であり、なるべく課金を避けたい学生にはとても便利である。また、少年ジャンプルーキーというサービスがあり、誰でも作品投稿ができ、作家デビューができる。オリジナルグッズの販売にも力を入れており、読者の好きなシーンのプリントTシャツが作れるという魅力的なサービスもある。

 

無料作品数:120以上

ダウンロード数:800万以上

利用者数:118万人以上

 

ビジネスモデル

  1. アプリ内の課金
  2. ウェブ、アプリ内の広告収入
  3. 電子書籍ストアでの販売
  4. 成果報酬型広告の契約料
  5. オリジナルグッズ販売収益
  6. オリジナルコンテンツの単行本化、アニメ化、映画化、ゲーム化

 

マンガボックス



DeNAが提供している日本で有名なまんがアプリの一つである。約3話から5話分は無料で閲覧可能である。SNSとの連動もしやすく、読んだ作品の共有を手軽に行えるのが特徴である。サービス内容は競合他社と変わらず、曜日ごとに日替わりで配信マンガがかわり、コインを購入して閲覧できる。また、電子ストアにて作品の購入、マンガボックスインディーズと呼ばれる、読者による作品の投稿可能機能なども提供している。また、課金せずとも、1週間まてば自動的に無料で読むことが可能になり、無理に雇員を購入して焦らずに読まずとも、ゆっくり読んでいきたいという読者にはかなりお得である。紹介されている他社サイトの会員登録や動画視聴による無料コイン配布も行っている。さらに創立5周年を企画し、マンガボックスダービーを2018年に開催し、抽選で5万円分のボーナスコインの配布などマンガイベントが多数ある。また、アプリの対応言語は欧米、アジアを含め、約140か国と幅広く、特に日本に次いでアメリカ、中国、香港とアクセス数が多い。

 

公開作品数:500以上

利用者数:119万人以上

ダウンロード数:1000万以上

マンガボックスインディーズの

作品数:5400以上

 

ビジネスモデル

  1. 有料コイン購入収益
  2. 電子書籍ストア販売収益
  3. オリジナルコンテンツの単行本化、アニメ化、映画化、ゲーム化
  4. 成果報酬型広告の契約料
  5. 広告収入

 

海外合法漫画サイト

 

アニメプラネット(Anime Planet)

2001年に設立されたアニメやマンガの情報交換サイトであり、人気ランキングや現在連載中の漫画の動向、また読んだ作品の感想やおすすめ理由から自分が好きそうなマンガを提案してくれるという便利なサイトである。多様なジャンルから自分の好きな漫画を検索することが可能で、読んだ漫画、見たアニメのリストを作って感想をフォーラムに投稿できる。投稿した感想はサイト内でシェアされ、他の人との意見交換、他の漫画の情報などもらうことができる。サイト内のコミュニティはかなり充実している。

 

利用者数:100万人以上

作品紹介数:33000以上

月間ビジター数:1400万以上

平均サイト利用時間:約4分

世界アクセスランキング:4166番目

サイトアクセス国:アメリカ25.24%、イギリス6.77%、ブラジル5.12%、カナダ3.62%、オーストラリア3.59%

 

ビジネスモデル

  1. 広告収入

 

Pixivコミック (ピクシブ)

マンガやアニメファンやイラスト好きな人々のコミュニティサイトから発展した無料マンガサイト。ホラー、恋愛、アクション、ファンタジーなどカテゴリーごとに自分の読みたいジャンルの漫画を検索できる。特徴として、550万以上のユーザーからの投稿作品があり、作品の量、利用者数ともに巨大な漫画コミュニティサイトであることがわかる。毎月400以上もの作品が更新されており、常にあたらしい作品に読者は触れることができる。週間ランキングも発表しており、男女別に人気作品を検索し、読むことが可能である。また。月例賞など、毎月おもしろかった作品、または人気があった作品は、注目作品として大体的に広報されたり、連載されたりする。電子コミックストアもあり、キングダムなど人気作品も購入できる。有料の電子コミックは、試し読み機能も充実していて、無料で1話、もしくは2話まで読むことができる。ピクシブノベルではマンガ以外の小説なども読める。有料会員になれば、月額600円で広告を非表示にでき、スムーズにマンガを堪能できる。

 

ユーザー投稿作品:550万以上

公式連載作品:4000以上

利用者数:3000万人以上

月間ビジター数:1000万以上

平均サイト利用時間:約8分

サイトアクセス国:日本79.33%、アメリカ3.78%、台湾2.13%、ブラジル1.73%、中国1.09%

 

ビジネスモデル

  1. ピクシブプレミアム有料会員
  2. ウェブ、アプリの広告収益
  3. 電子書籍購入収益

 

Comic Trim (コミックトリム)

 

Comic Trimは海外の合法漫画アプリで、アンドロイドアプリでのみ運営されている。シンプルで簡単にモバイルでどこでもマンガが読めることがコンセプトになっており、ZIP、PDF、CBZ、RAR、などさまざまなタイプのファイルに変換してダウンロードができる。アプリの料金は無料であるが、広告なしで読むことが可能になるComic trim Proは、$2.49となっている。有料バージョンでは、目に優しい夜間モード機能、オールカラー機能、高画質バージョンなど多彩な機能も利用できる。また、10か国の主要言語に対応しており、フランス語、ロシア語、ドイツ語など一瞬で切り替えることができるのが特徴である。

ダウンロード数:1万以上

 

ビジネスモデル

  1. アプリ内広告収益
  2. 有料バージョン収益

 

Crunchyroll Manga(クランチロールマンガ)




Crunchyroll Mangaは、マンガやアニメのストリーミングアプリであり、英語圏では世界最大級の漫画作品数、アニメ作品数である。無料版、もしくは月額6.95ドル、と11.95ドルの有料版ともに利用可能で、有料版ではCrunchyroll Mangのすべてのコンテンツが利用可能でアップグレード次第で、広告なしにもできる。最大の特徴としてはマンガとアニメを同時に提供しており、定額で毎月支払いすれば、進撃の巨人、フェアリーテイル、宇宙兄弟といった大人気作品をアニメとマンガのどちらも楽しめるというマンガ、アニメの両刀ファンにとってはたまらないサービスである。フォーラムやチャットも利用でき、クランチロールコミュニティも巨大でマンガ、アニメの情報交換、意見交換の場も提供されている。スペイン語、ポルトガル語など多言語にも対応している。

 

有料会員数:100万人以上

ウェブサイトの月間ビジター数:8200万以上

世界のサイトアクセスランキング:609番目

平均サイト利用時間:約11分

サイトアクセス国:アメリカ42.30%、ブラジル8.82%、イギリス6.12%、カナダ4.47%、オーストラリア3.80%

 

ビジネスモデル

  1. 有料会員サブスクリプション収益
  2. 広告収益

 

海外漫画違法サイト

MangaFox(マンガフォックス)

マンガフォックスは、新刊の漫画から古いマンガまで無料で読める、著作権を侵害している海外違法サイトで、言語は基本的に英語である。更新も早く、はじめの一歩など巻数の多いマンガでも全巻そろっているなど、かなりの数の漫画が読める。カテゴリーも豊富であり、スポーツ、コメディ、恋愛、成人向けまで、ほぼすべてのジャンルを網羅している。世界中のスキャンレーター呼ばれる、マンガを翻訳し投稿する人が英語に翻訳したマンガを他のサイトから盗み、マンガフォックスに掲載して、大量の著作権違反の漫画を一つのサイトに集約しているというのが特徴であり、世界中のウェブサイトの中で1241番目にアクセス数が多いサイトとなっている。

 

作品数:8000以上

月間ビジター数:173000以上

サイトの平均利用時間:約6分

サイトのアクセス国:アメリカ16.60%、イギリス7.13%、スペイン6.85%、カナダ6.02%、フィリピン6%




ビジネスモデル

  1. 広告収益

 

Mangahere(マンガヒア)

 

mangahereは、マンガフォックスと同じく違法サイトであり、ビジネスモデル、サービス内容はマンガフォックスとほぼ同じである。特徴として、ほかの読者のレーティング、コメントが充実していたり、またニコニコ動画のようにマンガを読んでいる最中にDanmakuと呼ばれるコメントや感想を投稿できるのがオリジナリティのある機能の一つである。また、Manga Zoneというアプリも提供しており、無料で違法にマンガが大量に読める環境を作り出している。また、ニュース欄もあり、マンガの新刊情報などの収集も簡単にできて、SNSへのシェアも手軽に行える。ランキングも月間、週間、日中などいろいろなランキングから読みたいマンガを探せる。アップデートも毎日行われており、随時新しいエピソードが更新されている。

 

作品数:25000程度

Manazone アプリの作品数:15000以上

月間ビジター数:1500万以上

平均のサイト利用時間:約15分

サイト人気世界ランキング:1180番目

サイトへのアクセス国:アメリカ42.25%、ブラジル7.52%、フランス4.54%、カナダ4.06%、ドイツ3.47%



ビジネスモデル

  1. 広告収益

 

その他の海外マンガ’違法サイト

ReadManga

Manga Town

ReadMangaToday

GoodManga

BuluManga

Kissmanga

Mangahome

Mangakakalot

Mangafreak

Mangastream

SenManga

RawQQ

Mangaraw

 

合法の漫画サイトを利用するインセンティブ

英語が読めるなら海外違法サイトを利用したほうが無料で、好きな漫画を読み放題状態になるので、海外違法マンガサイトを利用するデメリットはほとんどないかもしれない。しかし、日本の漫画家はマンガが売れなくなり、利益がなくなれば、いい作品を創出しようという意欲もなくなる。そうなれば、マンガの作品数は減り、クオリティも落ちるという悪循環に陥ることになりうる。このトレードオフはクリエイティブでない、ただただ消費するだけの読者にとっては、大好きな漫画が読めなくなる絶体絶命のデメリットになる。

 

アルができること

  1. 専用アプリを作り、広告収益をウェブとアプリで両方稼ぐ。
  2. カテゴリ分け、ジャンルを豊富にし、検索しやすくする。
  3. 無料で読めるマンガの量を大量に増やす。国内だと1000作品程度でも十分戦えるが、海外違法サイトに対抗するなら1万作品は欲しい。
  4. クリエイターが作品を投稿しやすいようなサイト環境を作る。もしくは、コインを与えるなど、インセンティブを与える。
  5. マンガ情報サイトとしてもっと口コミ、感想を充実させる。読者が一つの漫画について議論できるフォーラムや評価をつけられるようにする。
  6. 電子書籍購入の際にAmazonに誘導するのではなく、独自で電子書籍ストアをもって、独自通貨コインなどを発行する。コインはオリジナル期間限定キャンペーンなど使い勝手がいい。
  7. オリジナルのオンラインショップをサイト内に設立し、グッズを販売する。
  8. 有料会員制度を設けて、付加価値のある情報や記事を有料化し、会員限定しか見れない機能を設ける。
  9. リワード型広告を設ける。
  10. 成人向けマンガ情報などの有料化